とねじいじの かぼちゃ会17

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春秋こぼれ話

突然、秋の訪れ

 暑い夏でしたが、お彼岸とともに急に涼しくなりました。たった一日で、長袖がないと寒くて生活できない感じです。おどろきましたが、秋の訪れと思うとありがたいと納得しています。
 そういえば、昨年は10月まで鳴いていたセミが、今はほとんど声がありません。鳥の鳴き声も少なくなって、秋の虫の声が目立ちます。今年の冬は早く来るのかなとも思っています。冬支度は早めにとりかかるようにしたいものです。
 とはいえ、9月にはいろいろな観察が出来ましたので一端を紹介させていただきます。池のツチガエルは元気ですが、鳴くことはなくなりました。この夏にオタマジャクシからカエルになった1年生カエルたちも元気に陸上へ上がってきます。体長2センチに満たないかわいいカエルたち、今後の成長が楽しみです。その1年生をねらって、やはり小さなヘビ(ヤマカガシ)もやってきました。今までに見たこともない小さなヘビで、生まれて1年~2年の個体です。それぞれのサイズに応じた生き物どうしの関わりがあるようです。
 もう一つ、9月一番の楽しみはツルニンジンの花にやってくるキイロスズメバチでした。ツルニンジンは、庭に移植して3年目です。今年は、しっかりしたツルにたくさんの花をつけてくれました。ホタルブクロのようなかわいい花で、花が終わると5角形の実になります。昨年までは、気が付かなかったのですが、今年はたくさんの花が咲いたため、いつでもハチがやって来るのです。それもスズメバチです。背中が白いスズメバチで、はじめは種類が分かりませんでした。いろいろと調べてみると、ツルニンジンにはキイロスズメバチが定番とわかりました。背中が白いのに黄色スズメバチ…、よく見てみると白いのは花の花粉などが着いたようです。個体によって白が目立つもの、そうでもないものがありました。ツルニンジンの花に入り込むと自然に白くなっていくのでしょう。このハチのおかげで、どの花もしっかりと5角形の実になっていくようです。花とハチにも、かけがえのない関係があるのです。近くにノブドウのツルも繁茂していて、そちらの花にもキイロスズメバチが寄っていきました。そこには、はじめは他の種類のハチの姿もみられたのですが、いつの間にかキイロスズメバチだけになっていました。スズメバチは、ハチの中でも力が強いため、他のハチ類は締め出された感じです。毎日、4~5匹のキイロスズメバチが飛んでくるのを楽しみに待つようになっていました。恐ろしいハチなのに、不思議に慣れてしまいました。とはいえ、巣を見つけたら絶対に駆除する覚悟はあります。
 涼しくなって、外の作業も楽になりました。9月中に終えたかった山の草刈りも何とか片付き、10月は秋を存分に楽しむ生活を送れそうです。(24.10.1 №91)
ツルニンジンに黄色スズメバチ(中央左の花)

かぼちゃ頒布のご案内

【今回のかぼちゃ頒布は終了しました】
2022.04.01
かぼちゃ会17は5周年です。
ミニかぼちゃを作りました。縁起のよい「幸せのかぼちゃ」です。ご希望の方先着50名様に1個お分けします。郵便切手120円をお送りいただければ郵送します。
 〒949-1316 新潟県糸魚川市柱道1880 利根川ちずやまで
5周年の最新モデル

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