とねじいじの かぼちゃ会17

祭りの巻

日常と非日常の区別

子どもたちは祭りが大好きです。にぎやかなお店、神輿や舞の華やかさ、御馳走など楽しいことばかりです。日本の地域ごとにある祭りはその地域の人々の熱意と努力によって継続されています。

この祭りを、特に食との関係でとらえておきます。様々な宗教や神事との関係が深い祭りであっても、すべての子どもたちに共通する祭りの部分として扱います。

祭りは、非日常の体験です。いつもは静かに耐えている人々が、祭りには御馳走を食べ、力いっぱいの活動ができます。御馳走とは、日頃食べれない物を贅沢にいただくこと、まさに祭りならではの食です。一年365日のうち、360日はじっと我慢して地味な食事で過ごし、祭りの数日にできる限りの料理をして御馳走をいただく。ハレの日となるのです。そのために、祭りには大人も子どもも力が入るのです。
御馳走は祭りの喜び

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